川瀬 美帆 Miho Kawase
銀箔の焼き目を用い「ゆらぐ自画像」を描き続ける。アイデンティティに迫ることにより見え隠れする自身の生い立ちを壁の中で育つ水槽の中の存在と重ねた。「ゆらぎ」や「うつろい」をなぞらえる銀箔を硫化させ黒変させる行為は、コントロールの効かない予測不能な結果をもたらす。
その中に美を見出そうとする試みが、予測不能な時代を生きる私たちの道標になれば幸いだ。
- 略歴など
略歴
1996年 兵庫県神戸市出身 2015年 京都芸術大学(旧称・京都造形芸術大学) 美術工芸学科 日本画コース 入学 2019年 石本正日本画大賞展 出品
京都芸術大学卒業制作展 優秀賞 ・ 佐川美術館栗和田榮一賞
京都芸術大学 美術工芸学科 日本画コース 卒業
京都芸術大学大学院 美術工芸領域 日本画分野 入学2020年 公益財団法人佐藤国際文化育英財団 令和2年度30期奨学生
WEB SPURT展 2020 遠藤水城賞
Art Space KAWASEMIをオープン(川瀬美帆の作家活動を紹介)
https://art-kawasemi.jp/2021年 京都日本画新展2021 推薦
京都芸術大学大学院修了制作展 優秀賞 ・ 佐川美術館栗和田榮一賞
京都芸術大学大学院 美術工芸領域 日本画分野 卒業
『耀画廊選抜展-対の世界-Vol.4』 第4回耀画廊賞優秀賞
佐藤国際文化育英財団第30回奨学生美術展 協賛賞
「株式会社呉竹賞」「株式会社中里賞」「PIGMENT賞」「株式会社墨運堂賞」